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2020年の東京オリンピック開催もあり、世界からますます注目の日本です。社会変化はますますグローバル化し日本の外国人入居数は1000万人を超えて、2000万人も目前となっております。そして、それに比例して在留外国人の数も増加しており200万人を超えております。当然ながら、住む場所が必要なのですが、少なくなってきたとはいえ偏見や、また受け入れたくてもその対応方法がわからないという理由で、外国人の賃貸物件受け入れは遅れているのが現状です。多くの外国人が来日しているのに、受け入れ態勢が進まないことは世界から日本の評価が下がり、国力の衰退へもつながります。

このページでは、外国人に対する賃貸住宅の入居に関する問題点とそれを改善する方法を提案している日本賃貸住宅管理協会の取り組みをご紹介いたします。


賃貸オーナーの不安owner

外国人への賃貸に伴う不安点は、

  • 保証人の信頼性
  • 生活習慣の違い(生活ルールのトラブル)
  • 契約の違い・違反(保証人問題、無断転貸)

などが主なものです。
(※家主アンケート:日本賃貸住宅管理協会による調査 平成15年1月)

 

不動産業者の不安

  • 言葉の問題
  • 生活習慣の違い
  • 契約の違い
  • 家主に承諾を得られない

不動産会社あるいは管理会社としては、入居後のトラブルの発生した場合、言葉の問題により、うまく解決する自信がないことが、入居促進のネックになっています。一方で、不動産会社側の社員自体が外国人であったり、外国語をしゃべることが出来る日本人社員であっても、家主の承諾を得られないで困るケースもあるようです。

外国人(留学生)入居者の不安

  • 外国人ということで部屋を貸してもらえないのでは?
  • 日本語の契約書がわからない
  • 連帯保証人が付けることが出来ない
  • 入居中のトラブル発生時の解決方法がわからない

(※留学生新聞より)

外国人留学生が部屋を借りる時に平均15.8社を訪問しているというデータもあります。また、やっとの思いで、候補の物件を見つけても、連帯保証人を見つけることが難しかったり、契約できても、日本語での重要事項説明や契約書などが理解できない、入居中に設備の故障、入居者間のトラブルなどが発生した場合の対応がわからないなど多くの不安要素があるのです。

外国人の民間賃貸住宅入居円滑化ガイドライン ~三者の不安を解消するために~

日本賃貸住宅管理協会では、三者間の不安を解消するために、外国人の民間賃貸住宅入居円滑化ガイドラインを記載したガイドブックを作成しています。

実務対応、留意事項Q&A、外国人の住まいに関する情報提供資料などを記載しています。また、実務で利用可能な入居申し込み書、賃貸住宅標準契約書を多言語にて用意してあります。現状では6か国語に対応しています。対応言語は、下記の通りです。

  • 日本語
  • 英語
  • 中国語
  • 韓国語
  • スペイン語
  • ポルトガル語

ガイドブックは外国人はもちろん、不動産会社が対応するにも有効な説明が満載です。

  1. 部屋探しから入居まで
  2. 部屋を借りる時の役立つ情報
  3. 希望条件チェックシート

補足のガイドアイテムとして、JPM外国人住まい方ガイドのDVDも作成しています。実際に映像で見られることは、文章に加えてわかりやすいですね。

外国人に日本での生活をアドバイスする専門家

日本賃貸住宅管理協会では、留学生・日本語学校向け外国人住生活アドバイザーを育成しております。外国人住生活アドバイザー会員登録会社は専用のポスターで外国人のお部屋探しのお客様にアピールすることが可能です。

 

賃貸オーナーにとって、顧客層の拡大はビジネスチャンスのつまり家賃収入のロス減少につながります。従来はリスクと思われていた外国人入居ですが、リスクを防止する策を整えることで、他の物件より付加価値を高めることが可能です。同時に、今まで住む部屋探しに苦労していた外国人入居者にも快適な住環境を提供することが出来ます。こういった好循環がうまく機能しだすとより安定した賃貸経営が可能となります。

20141102

参考:日本賃貸住宅管理協会 【ウエルカム賃貸 For Rent】 http://www.welcome.jpm.jp/

 

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